ブロックチェーン基盤のカーボンクレジットマーケットの実証実験が「Japan Financial Innovation Award」で優秀賞を獲得
- Shohei Hamada
- 3月3日
- 読了時間: 2分

KlimaDAO JAPAN株式会社(代表取締役:濱田 翔平、本社:東京都中央区)は、当社が中心となり取り組んだ「ブロックチェーン基盤のカーボンクレジットマーケットの実証実験」において、金融分野の先進的な取り組みを表彰する「Japan Financial Innovation Award 2025」のコラボレーションカテゴリの優秀賞を獲得いたしました。
実証実験の概要
今回の実証実験は、当社が手掛けるブロックチェーン基盤のカーボンクレジットマーケットプレイス「KlimaDAO JAPAN MARKET」のベータ版を活用し、以下の企業との連携により実施されました。
株式会社オプテージ(代表取締役社長:名部正彦、本社:大阪市中央区):企業向けウォレット提供
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原正裕、本社:東京都千代田区):実務サポート
株式会社PBADAO(代表取締役:芳賀真/堀井紳吾、本社:東京都渋谷区):プロジェクト管理・開発支援
本実証では、世界初の試みとして、KlimaDAOがグローバルで稼働中のスマートコントラクト「Carbonmark API」を活用し、J-クレジットをトークン化。ブロックチェーンを活用したカーボンクレジット市場の有用性検証を行いました。

実証結果
実証期間約3か月間で、全15法人が参加し、以下の成果を達成いたしました。
J-クレジットのトークン化:2,000t
実際の売買取引:1,000t
これらの結果により、J-クレジットのトークン化による取引効率の大幅な向上や、デジタルカーボンクレジット市場における規制適合性の確認など、市場変革に向けた重要な知見を獲得することができました。

今回の受賞と実証成果を基盤として、当社は2025年内の本格的なマーケットプレイス商用化を目指します。さらに、ステーブルコイン決済機能等の実装により、グローバル市場での日本発カーボンクレジット流通拡大を推進し、国内外の脱炭素目標達成に貢献してまいります。



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